Project : 2020 A/W collection
Collaboration : RYOTAMURAKAMI

Project : 2020 A/W collection

Collaboration : RYOTAMURAKAMI

Exposition :

当シーズンのテーマ「Beautiful World’s」は、pillings村上氏がK’sKのニッターたちとの会話をもとに、各ニッターのパーソナリティを一部のアイテムに落とし込んだことから設定。ファーストルックに登場した全身タイツは、ニッターとの「(当初ショーを行う予定だった)渋谷に行ったことが無い」という話から、渋谷の地図をかぎ針のこま編みで編み上げており、地下鉄やバス停のマークはビーズで刺繍して立体感を生み出している。あるニッターとの会話のほとんどがシェイクスピアの話だったことから、シェイクスピアの肖像画を落とし込んだセーターを制作。肖像画部分は一粒一粒のビーズの緻密な配置で表した。ラストルックを飾った三段のケーキをモチーフにしたアイテムは、「ファッションショーってウェディングドレスも出るんですか?」というニッターとの話から生まれたものだという。
ニッターとのコミュニケーションをヒントに着想を得た村上氏のデザインをアトリエK’sKの持つ技術力で「手芸とファッションの融合」を実現させた現在も毎シーズン続いているプロジェクトの原点である。

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